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尊敬するアスレチックトレーナー達と

先週、私の尊敬する3人のNATA(全米アスレチックトレーナー協会)公認アスレチックトレーナーと昼食をしました。アンソニー•レイエス、エリック•オルテガ、そして大庭有希也さんです。アンソニーとエリックの二人はジャイアンツのアシスタントアスレチックトレーナーとしてメジャーリーガー達を日々支えています。有希也さんはハワイ大学で助教授として活躍しているかたで、過去にジャイアンツのマイナーリーグのアスレチックトレーナーとして活躍されました。有希也さんは今回、ハワイ大学で博士号を取得し、助教授としての仕事が決まり、数日の休みを使ってサンフランシスコの友人や元仕事仲間に会いに来られていました。

 

なぜこの3人のトレーナー達が自分の尊敬するトレーナーかというと、トレーナーとしての技術はもちろん凄いのですが、選手達からの信頼がもの凄く厚いのです。アンソニーとエリックはマイナーリーグから何年もかけてメジャーリーグに上がってきました。マイナーリーグはルーキーリーグからAAAレベルまで、約6チームがあります。選手と同じくサバイバルの中を必死に生き残ってメジャーリーグまで辿り着くのです。メジャーリーグのチームはこの二人とヘッドトレーナーの3人で選手のケアをしていますが、マイナーリーグはどのレベルも、チームには一人しかいません。一人で約25人の選手達の体のケアをしなければならないのです。体のケアだけならまだわかりますが、マイナーリーグのトレーナー達は、遠征中の飛行機やバス、ホテルの予約や部屋割り、食事代の分配、下のレベルになれば、ユニフォームやアンダーウェアの洗濯係も一人でこなさなければなりません。オフシーズンにはアルバイトなどして生計を立てていかなければならないのです。そんなサバイバルの中で一人で生き残ってこられた優秀なアスレチックトレーナーなのです。

 

有希也さんを知っている選手達に、「今までで一番好きなトレーナーは誰?」と聞くと、皆、「Yukiya!」と答えます。日本から来た外国人のトレーナーが選手に厚く信頼されるというのはそう簡単に出来る事ではありません。少しでも英語に訛りがあるようであれば外国人だと認識され、それが原因で信頼を勝ち取れない事が多々あるにも関わらず、有希也さんは選手達が今までケアしてもらってきたトレーナーの中で一番なのです。常に平常心で、笑顔で選手に接している有希也さんを見て私は刺激され、目標にさせて頂いています。強い風吹かれても、雨に降られてもビクともしない大木の様なトレーナーだと数年前にRomo投手が言っていたのを今でも覚えています。選手達が常に信頼する有希也さんのような人になるのが私の夢です。

 

私が目標とする、この素晴らしい3人のアスレチックトレーナーとこうやって一緒に働き、食事をする機会が得られて本当に幸せです。彼らに少しでも近づける様に日々努力していきたいと思います。

 

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イリノイ州シカゴより、

 

植松泰良

 

 

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