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ウィンターベースボールスクール

昨年末のことでしたが、12月29日と30日に毎年恒例のBMI主催のウィンターベースボールスクールが相模原市の八王子ボーイズの専用グラウンドで開催されました。私も講師の一人として、アメリカ独立リーグ、ソノマストンパーズで監督を務める三次貴士さんと、オーストリア代表のコーチを務め世界6カ国の独立リーグで活躍した田久保賢植君と一緒に参加させて頂きました。毎年開催されているこのキャンプは、海外のプロ野球を経験、指導してきた3人の講師が1泊2日で野球の指導を行うというものです。日本の独立リーガーから、今年アメリカに挑戦する選手、アメリカの大学生、日本の小・中学生と、様々なレベルの選手たちが参加してくれました。

 

1日目、2日目と日中はウォームアップからコンディショニング、守備、バッティングの指導を行いました。私はアップ、コンディショニングとキャッチャーの指導をキャッチングを中心に行いました。私の指導するキャッチング技術は自分自身も日本で指導されてきたこととは全く逆のものだったと思います。メジャーリーグ、マイナーリーグはもちろん、子供の頃から動く球を投げるのが良いとされているアメリカを中心とした野球で通用するキャッチング技術を出来るだけ細かく指導したつもりです。1日目は戸惑いを見せる選手もいましたが、2日目にはしっかりと新しい技術を習得してくれました。今回のキャンプに参加した選手たちがこれから色々なレベルで活躍していくことを願っています。

 

1日目のホテルでは肩のインナーマッスルの強化法を指導しました。普段人間が生活していく上で「投げる」という不自然な動きを物凄いスピードで毎日何百球と投げる野球選手たちの肩には常に怪我をするリスクが付きまといます。しっかりとインナーマッスルを鍛えることによって、怪我を防ぎ、プレーの妨げにならない様にするためにも、野球選手には絶対に必要なトレーニングだと思います。地味なトレーニングですが、どれだけ大切なことかということをこれからも伝えていきたいと思います。

 

充実したキャンプになったことを願います。来年は3日間のキャンプ開催を目指してやっていければと思います。

 

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植松泰良

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