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ミネソタ、ミルウォーキー遠征

ミネソタ、ミルウォーキーの遠征から帰ってきました。ミネソタで3試合(2勝1敗)、ミルウォーキーで4試合(3勝1敗)と、今回の遠征は好成績を残してサンフランシこに戻ってくることができました。シーズン序盤から主力選手の怪我などが続き、なかなか本調子が出ず苦戦していましたが、ようやく本調子が出始めてきました。過去のドラフトの1巡目の選手が2人メジャーに上がってきて、彼らの活躍も大きく、ジャイアンツもようやく本格的に世代交代が上手く出来てきているのではないかと思います。昨年8月以来?の勝ちの貯金ができました。(今日負けたのでまた5割に戻りましたが。。)しかし野球は難しいスポーツですね。勝っている時も負けている時も全ては紙一重。何が悪いから負けている、何が良いから勝っているという原因、要因も本当に小さな一つのプレーからで、ちょっとしたことを機にチームの流れ変えるので、本当に難しいスポーツだとつくづく思います。シーズン162試合もやれば、どのチームでも調子が良い時も悪い時も出てきます。本当に1日1日の積み重ねがシーズンを左右するのかなと信じてやっています。

 

私は試合中は変わらず、ベンチ裏のバッティングケージの中でひたすら選手たちに投げています。DH(指名打者)の選手の打席と打席の間のバッティングの調整、これから出ていく控え選手の準備、攻撃中に打順が遠い選手が打ちに来たりもするので、毎日忙しく試合中も働いています。試合中バッティングケージにいる私を含めた3人のコーチは、テレビの画面上で試合を見るのですが、私はバッティングピッチャーをやっているので、なかなか集中してずっと試合の様子を見ることは出来ません。投げていない時にはスコアをつけて、出来るだけ試合の状況を把握するようにしています。自分自身のコーチとしての知識、技術を上げるにはやはり試合内容がわかっていなければ話にならないので、家に帰って(遠征中はホテルに帰って)その日の試合を見直すようにしています。特に担当分野である走塁、外野手に目を向けています。

©2023 S.F. Giants/Andy Kuno @punkpoint

試合前の練習が始まる前はパソコンとお友達で毎日ひたすら働いています。チームのプレーオフ進出、そして自分の次の目標達成に毎日少しでも近づけるよう努力していこうと思います。

 

 

サンフランシスコより

 

植松泰良

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