娘の初試合観戦
この間の母の日に、母になった妻と、8ヶ月になった娘が始めてジャイアンツの試合に来ました。2007年にマイナーリーグでプロのブルペン捕手を始めて、沢山の選手やコーチの子供達が勝った後のクラブハウスに入れてもらってお父さんたちと勝利を分かち合っている姿を見てきました。これはジャイアンツだけのルールではないとは思いますが、ジャイアンツは試合に勝った時のみ、試合後のクラブハウス(ロッカールーム)に子供を連れてきて良いというルールがあります。ホームでの試合に勝つと、クラブハウス前の通路に選手やコーチたちの子供達が一列に並んで引き上げてくる選手たちにハイタッチをくれます。自分の子供をクラブハウスに連れてきて誇らしいお父さんたちの姿を見て、自分もいつかは自分の子供を勝った後のクラブハウスに連れてきたいという夢を持っていました。
そしてついにこの間のデーゲームに妻と娘が観にきました。まだ生まれて8ヶ月の娘ですのでこれが初めての野球観戦ですし、恐らく大きくなったら覚えていないでしょう。だけど上手に座れるようになった娘をクラブハウスに連れてくるために試合中は勝利を願っていました。相手に先制されましたが最後の最後に同点に追い付き、そして逆転して勝利しました。クラブハウスに連れてきて選手、コーチたちに笑顔を見せてくれた娘を誇らしく思えて、自分もお父さんになったんだなと実感した瞬間でした。
もう少し大きくなって娘にお父さんがメジャーリーグのフィールドに立っている姿を覚えていてもらえるよう、今後も一生懸命やっていこうと思います。
サンフランシスコより
植松泰良