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春季キャンプに向けて

昨シーズンが終了時点では、今ごろにはもうコロナの状況は良くなっているのではないかと期待しておりましたが、状況はひどくなるばかり。ワクチンの接種は始まったようですが、全ての人にわたるのは恐らく今年の終わり頃になるのではないかと予想されている記事を読みました。このような状況の中、メジャーリーグのシーズンに向けてキャンプが2月中旬から始まる予定ですが、まだ確実な日程が決定されたわけではありません。予定通り2月中旬からキャンプが始まるのを前提に選手、スタッフは準備を進めていますが、最後の最後までどうなるかわからない状況にいます。予定通りに始まるのが私たちにとっては一番良いことですが、キャンプ開始が遅れる可能性も大いにありえます。このような状況ですが、選手たちはキャンプに向けて一生懸命自主トレしています。

 

私はサンフランシスコベイエリアの自宅から平日は選手の自主トレのサポートにサンフランシスコの球場に通っています。ここベイエリアに住んでいる選手はたった数人ですが、朝早くから毎日トレーニング、野球の練習を日々頑張っています。練習のアシスタントをしたあと、自分自身のトレーニングもしっかりと行い、少しでも引き締まった体でキャンプに入っていけるよう追い込んでいるつもりです。自主トレを手伝っていていつも思うことは、アメリカの選手は練習時間は日本の選手に比べて短いですが、内容の濃さと、集中して短時間で内容の濃い練習をして、昼頃にはそれぞれの自宅に帰っていくという、効率の良いトレーニングを行なっていると言うことです。ダラダラとゆっくりとやっているイメージは全くなく、集中して、ゆっくりやれば1日かかる内容を数時間に詰め込んでやっています。これは日本の学生野球にも大いに取り入れることの出来る素晴らしいことだと思っています。

 

予定通り2月中旬からアリゾナでのキャンプが始まることを願いながら準備することに集中していこうと思っています。

 

 

 

サンフランシスコより

 

植松泰良

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