シャンパンファイト
今シーズンは山あり谷ありの大変なシーズンでしたが、9月25日のサンディエゴ戦の前にプレーオフ進出が決まりました。ナショナルリーグ西地区で優勝したわけではなく、ワイルドカードでの進出です。昨年からワイルドカード枠が2つになり、そのワイルドカードの2チームは1試合のプレーオフを行い、勝ったチームがプレーオフの本戦に出場出来ます。ワイルドカードというのは、各リーグ、各地区の優勝チームの他に、全地区の勝率の高い上位2位のチームのことをいいます。ワイルドカードの1戦限りのプレーオフは、2チームの中で勝率の高いチームに本拠地開催のアドバンテージが与えられます。私たちジャイアンツと、パイレーツがワイルドカードを獲得したのですが、両チームとも勝率が同じため、シーズン中の調節対決の対戦成績で本拠地アドバンテージを決めます。ジャイアンツはパイレーツに負け越しているので、ピッツバーグでのワイルドカード戦開催となりました。
ピッツバーグに昨晩(29日)に移動してきて、今日は練習、明日(1日)はプレーオフ本戦進出をかけてのワイルドカード線です。勝てば試合後にワシントンD.C.に移動。負ければここでシーズン終了でサンフランシスコに帰らなければなりません。応援宜しくお願いします!
ところで、プレーオフ進出が決まった25日のパドレス戦の後にシャンパンファイトが行なわれました。シャンパンファイトはクラブハウス内のロッカールームで行ないます。選手、コーチ、スタッフはこれを味わうために春のキャンプから一生懸命働いてきているので、このお互い掛けあうシャンパンの味は格別です。プレーオフはラウンドを勝ち上がるたびにシャンパンでのお祝いをします。ワールドシリーズを優勝すれば、全部で4回シャンパンファイトをすることになります。あと3回シャンパンファイトが出来る様にチームに貢献していきたいと思います。
ペンシルベニア州ピッツバーグより、
植松泰良