リリースの時だけ

昨日の試合後、ご飯を食べながらYouTubeのビデオを観ていました。かなり古いテレビ番組の特集だと思います。

とにかく単純なアドバイスなのですが、この本当に大切なアドバイスをここまで単純に出来るこの人は流石だなと思いました。

現在読売巨人軍の杉内投手がまだソフトバンク時代にKat-Tunの亀梨和也が松中選手と一打席勝負をする前に投球のアドバイスをしている場面でした。

亀梨君が杉内投手が投球フォームで特に気を付けていることを尋ねました。

「リリースの時だけ力を入れることだけ。それ以外の時は常に力を0にして相手に自分がやる気がないように見られるくらい脱力する。」

流石。。

足を上げる時も、腕を上に上げる時も力はゼロ。球を放す瞬間に一瞬だけ力を入れるだけで良い。力を抜いてどんなフォームでも投げられる感覚と言っていました。

単純なんです。これを頭に入れておけばかなり良いパフォーマンスが出来ると思うのです。力を抜けば、投げている時に自分の腕の位置や打っている時であればテイクバックのトップの位置の感覚も良くわかるし、修正もより簡単に出来ると思います。

しかし大変なのはどんな場面でも、どんな精神状態でもこの感覚を維持することだと思います。これが出来るのがプロで活躍するような選手たちなのでしょう。ミスをすれば身体に力が入ってしまうし、緊張していれば力を抜くことほど難しいことはありません。

なんで今になってこの感覚がわかるようになったのか。。30歳にもなって。。ゴルフに活かします！

サンフランシスコより、

植松泰良