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伝統的な球場で

今回の遠征はチームとしては悔しい結果となってホームに帰ってきましたが、普段対戦しないレッドソックスとヤンキースの本拠地に行き、色々な体験をする事が出来ました。

 

ボストンのフェンウェイパークは1921年に建てられた、今のメジャーリーグの最も古いボールパークです。レフトにある高さ約11メートルのフェンス、グリーンモンスターには昔ながらのスコアボードがありますが、その裏には狭い部屋があり、スコアボードを担当する方が試合中滞在する所となっています。その部屋のコンクリートの壁、そして鉄でできているスコアボードの裏側には昔からフェンウェイパークを訪れたチームの選手やコーチ達のサインがマジックペンで書かれています。この伝統がいつから始まったかは不明ですが、このフィールドでプレーしたほとんどの選手たちがサインをします。

 

今回、贅沢なことに、この伝統あるスコアボード室のコンクリートの壁にサインさせていただきました。偉大なる選手達のサインの中に小さくサインさせてもらいましたが、これほどの経験はなかなか出来るものではないので大変光栄です。

 
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ニューヨークでは今回で2回目となりましたがヤンキースタジアムで試合をしました。名門ヤンキースの本拠地とあって、メジャーリーグでも一番だと思われるような素晴らしいスタジアムでした。あんなに素晴らしいスタジアムで仕事が出来ることに本当に感謝です。

 
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サンフランシスコより

 
 

植松泰良

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