全力で走り切るだけ

8月も下旬になり、今シーズンも残すところ1ヶ月ちょっとになりました。チームは好調の波をまた取り戻すことが出来ずにここまで来てしまいました。トレードでは数名の主力選手がトレードされ、若手の有望格のマイナーリーガーが代わりにきました。彼らの来年以降の活躍を何より期待するばかりです。まだまだプレーオフに行ける可能性がなくなったわけではありませんが、残りの1ヶ月をほとんど勝ち試合で終わらなかければなかなか厳しい状況です。クウォリティコントロールコーチという名前をもらった今シーズン、新しいことを尊敬するコーチたちから学びながらここまで来ました。残りのシーズンも学ぶ姿勢を常に持ち、勉強しながら全力で自分のできる限りのことを精一杯やっていこうと思っています。それが唯一自分ができることですし、そこに集中することでまた新たな何かがハッキリと見えてくると信じてやっています。
野球は山あり谷ありの繰り返しで本当にストレスがかかる職業です。しかし、子供の頃から自分が一番好きだった野球というスポーツを仕事にできたことにまた新たに感謝の気持ちを持って、日々少しでも成長できるように、そして自分目指しているところに一歩でも近づけるようにとにかく一つ一つに集中し、全力でやっていきたいと思います。気を抜かずに精一杯走って、今シーズンのゴールテープを切ることができれば、少しでも成長した自分で来シーズンを迎えることができると思います。
残り1ヶ月、やります。
サンフランシスコより
植松泰良