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このオフこそは日本に

コロナ禍になる前までは年末年始は毎年日本に帰るようにしていたのですが、コロナウイルスの影響でもう約3年日本に帰っていません。前回日本にいたのは2020年の年始で、まだ日本にコロナウイルスの感染者が出る前だったと思います。大きなクルーズ船内が日本の何処かの港に入ってきて、中に感染者がいるということで、乗客が皆船の中に閉じ込められているというニュースを聞きながらアメリカに帰っていった記憶があります。あれから約3年、このオフシーズンはようやく年末年始に日本に家族揃って帰れるかと期待しています。

 

この3年で大人である私や妻はあまり変わってはいませんが、4歳になった娘が最後に日本に帰った時はまだ1歳。まだ1人で歩けるようになるかなというヨチヨチ歩きをし始めた頃でした。九州の妻の実家に行ってその帰りに香川の高松によって、いつも家族で本当にお世話になっている、高松で野球塾やポニーリーグのチームを持つ山本遼太君のところを訪れている時に、その室内練習場で娘が初めて1人で長い距離を歩いたのを鮮明に覚えています。あれから走ったり、言葉が流暢になり会話もスラスラと出来るようになった4歳児に返信しました。子供の成長は本当に早いもので、私がシーズン中に1週間家を空けるだけで、帰ってきた時の成長にはびっくりするほどなので、日本にいる家族はもっと驚くのではないかと思います。この成長過程を見せてあげられなかったのが一番残念です。

 

野球の面でも、コロナ構であれば野球教室や講演に呼んでいただいたりして子供たちに自分の経験や知識、技術などを直接伝えることが出来ていましたが、それも数年間やることが出来ていない状態です。お世話になっているウェアや道具のメーカーの方々にもご挨拶させて頂くことができていないので申し訳ない気持ちでいっぱいです。私自身が日本の野球界に貢献できることは本当にわずかなものだとは思いますが、帰国時には今後も機会があれば、自分の経験を含め、少しでも子供たちに話をしたり指導させてもらったりしていこうと思います。

 

年末に、この間生まれた息子を連れて家族4人で日本に一時帰国できるようにオフも頑張ります!

 

 

 

サンフランシスコより

 

 

植松泰良

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