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冷静に

春のキャンプはまだ始まりません。予定も立っていません。しかし冷静に待ちます。この件については自分には何もコントロールが効かないので。

 

スポーツをする時も、仕事をするときも、テストを受けるときも一番大切な精神状態は冷静でいることは間違い無いでしょう。適度な緊張感で集中力が高まり、冷静に作業をすることで、頭の中に蓄えられている情報を冷静に見つけて、確実に引き出してくる作業はスポーツでも勉学でも一緒だと思います。ゴルフでシャンクが止まらないとか、野球でストライクが入らない、プレゼンテーション中に頭が真っ白になって話すべきことを忘れてしまう。など、冷静に対処出来ていれば結果を残せたかもしれないのに、焦ってしまってその悪い波に飲まれてしまうと良い結果を出すのは難しくなってきます。

 

周りの見えている人はとにかく冷静で、自分の持っている力をタイミングを見計らって出すことが出来ると思います。予想していたことと違ったことが起きても、冷静さを保っていれば上手く対処出来るし、ちょっと考えて脳みその引き出しからさっと知識を出してきて、それを応用することも可能です。体に力が入ってしまったり、相手への怒りのパワーだけを使ってパフォーマンスしてしまうと大抵の場合100%のパフォーマンスをすることは出来ないし、状況の変化に素早く対処していくことは難しいでしょう。

 

コロナウイルスの状況が変わってきており、最近アメリカでは実際にオフィスなどに出勤する人がすごく増え、朝、晩の高速道路の渋滞はコロナ禍前の状況に戻ってきました。車を飛ばさないと気が済まない人や、時間に追われている人、他の人の運転が気に食わず怒りをおぼえて荒い運転でその相手に嫌がらせをする人、皆冷静さを失っていることは確実です。メジャーリーガーが4万人のお客さんの前で毎日世界一のパフォーマンスを披露することができるのは、もちろん野球の技術が世界トップレベルだということは確実ですが、それ以上に彼らの人間性、メンタルが、二流、三流の選手と比べて上回っていることの方が大きいのは確実です。簡単なことでは怒らない、冷静さを失わない。成功者は常に冷静でいられるメンタルがあるからこそ成功できているのではないかと思います。

 

 

 

サンフランシスコより

 

 

植松泰良

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