心がけていること

レギュラーシーズンも残り１ヶ月とちょっととなりました。まだまだプレーオフ進出のチャンスは残されている中で、厳しい戦いが続くチームですが、残り約１ヶ月、選手たちに頑張ってもらってどうにかプレーオフ進出が決まってくれたらと思います。野球のシーズンは162試合と本当に長いので、どのチームも調子の波が必ずあります。何故かわからないけど、何もかもが上手いように行って連勝することもあれば、何故か不運が続いて惜しくも負けて連敗が続いてしまうことだってあります。連敗が続いてそこからどうやって抜け出せば良いのかわからなくなるような雰囲気になることだってありますが、一人一人自分の出来る限りのことをやってどうにか連敗から抜け出そうと頑張っています。

さて、長い野球のシーズンですが、その長いシーズンを乗り越える際に私自身が何を心がけてやっていることをいくつか書いてみます。まずは出来るだけ常に同じ人間でいる事です。人間は誰にでも気持ちに浮き沈みがありますが、チームで働く以上、周りの人が常に話しかけやすく、どんな状況でも落ち着いた対応が出来るように心がけています。喜怒哀楽が激しかったり、その時によって態度が変わってしまっているような人間はこの世界では長くやっていくことは難しくなります。コーチという立場上、試合に勝っても負けても同じ人間でい続けたいと思います。

そしてもう一つは誰に対してもリスペクトの気持ちを常に持って話をしたり行動を共にしたりする事です。自分がリスペクトされたかったらまずは自分が相手を敬わなければ自分は一生リスペクトされることはないでしょう。私が今まで一緒に仕事をしてきた選手、コーチたちは皆、私のような立場の人間にも敬意を払って対応してくれていました。彼らのような人間性に少しでも近づけるよう努力することを心がけています。

以上、私が日頃心がけていることでした。

サンフランシスコより

植松泰良