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とうとう明日から

とうとう明日(2月17日)から春のキャンプが始まります。明日からはピッチャーとキャッチャーのバッテリー組みのみで5日間、22日からは野手組も合流して全体練習が始まります。ついこの間まで、コロナの影響でキャンプの開始が遅れるかもしれない可能性があった中で、このように予定通りにキャンプインできることは喜ばしいことです。メジャーリーグが通常通りキャンプを開始することによって、マイナーリーグ、そしてアマチュア野球にも良い影響が出ることは確実なので、アメリカ野球界全体にとってとても良いことだと思っています。

 

2日間の隔離のあと、キャンプ地で自主トレを行なっている選手たちのブルペンでの投球を受け、自分自身のトレーニングもしっかりできた1週間となりました。このオフシーズンは、昨シーズンの最終日から、つい1週間前まで、プロのピッチャーの投球練習を全く受けてこなかったので、150キロの球やキレの鋭い変化球にしっかりと目がついていけるか心配でしたが、全く問題なく捕球することができました。数年前まではここまで長い期間生きた球を見ていないと最初の数日間は違和感がとれませんでしたが、ここ最近は全く問題なく初日から入っていけるようになりました。投げる方も同じで、学生時代は1日投げなかっただけで投げ方を忘れる感覚を覚えましたが、ここ最近は2週間投げなくても全く違和感なく思うようにボールを投げることが出来ています。歳をとったからなのでしょうか。ゴルフでも同じことが起き始めていますが、これは歳のお陰なのでしょうか?体が動きを忘れなくなってきたのでしょうか?

 

今日までの1週間は朝は7時起きで良かったのですが、明日からキャンプが始まるので朝は5時半に起きなければなりません。今年のキャンプはキャッチャー数人が出遅れているため、我々ブルペンキャッチャーが初日から忙しくなる予定です。歳をとって期間をあけても投げ方や速いボールについていける感覚視覚が身についたのは良いことですが、怪我をしやすい体になってきているのは確実です。睡眠、栄養、トレーニングのバランスをしっかりと整え、まずはこの春季キャンプを怪我なく無事に過ごすことに集中してやっていこうと思います。

 

 

 

アリゾナ州スコッツデールより

 

 

植松泰良

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