また大勢の観客の前で試合
遠征でロサンゼルスに来ています。コロナウイルスのワクチンの接種も多くの人に渡り、メジャーリーグも観客の入場制限が緩和されてきましたが、先週からとうとう人数制限が解除され、また満員のお客さんの前で試合ができる状況になりました。昨シーズンは8月、9月だけの60試合のシーズンで、無観客で行われましたが、段々とお客さんの人数も制限緩和と共に増え、昨シーズンでは考えられなかった大声援の中での試合が出来ています。去年の今頃は、もう大勢のお客さんの入った球場で試合をすることはもう当分なくなってしまうのではないかと、誰もが不安に思っていましたが、また普段の状態に戻った球場の姿を見て少し安心しました。
開催も近くなった東京オリンピックはまだワクチンが回っていないのと、デルタ株変異種などの影響もあって観客制限をかけて行われることが予想されていますがどうか無事に開催されることを遠くから願っています。選手たちはやはり無観客と大歓声では体から出るアドレナリンの量も完全に違ってくると思いますし、オリンピックを夢見て努力してきた選手たちには大勢のお客さんの大歓声の中で100%の力を発揮してほしかったですね。
しかし何より大切なのは人間の命なので仕方ないですね。このまま状況が改善され、今までの生活がずっと続くことを願っています。とにかく今シーズンが無事に終えられますように!
カリフォルニア州ロサンゼルスより
植松泰良