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キャンプ中の朝のトレーニング

キャンプ中に行われるオープン戦はほとんどがデーゲームなので、毎日早寝早起きの生活を送っています。シーズン中はナイトゲームとデーゲームが不定期に混ざり合い、行く都市によって最大3時間の時差もあるので、生活リズムを安定させるのはほぼ不可能です。しかしキャンプ中はシーズン中と比べて生活リズムがかなり安定しているので、決まった時間にしっかりと就寝して、疲れをしっかりととり、すごく健康的に感じます。朝は5時過ぎに起きて、6時前に球場に到着し、約1時間ジムでトレーニングを行い、シャワーを浴びて、朝食をとって仕事が始まるといった感じです。もともと朝方の人間ではないので、朝早く起きたとしても、トレーニングをする気力がなかったり、たとえトレーニングをしたとしても普段のエネルギーを感じらずに嫌々トレーニングをしている感じだったので昔は出来ませんでしたが、ここ数年はキャンプ中に限って朝トレーニングを終わらせるようにしています。今年もキャンプ開始と同時に始めた朝トレーニングでしたが、体が慣れるまでは辛くて大変でしたが、慣れてしまえばエネルギーもしっかりと出ますし、今では朝トレーニングをしないと気持ちよく1日を始められないような気までし始めてしまいました。

 

ルーティーンはスポーツだけでなく、生活においてとても大切なものなのだと感じています。そして日々慣れ親しんでいるものや事を長い間続けていると、環境を変えたときに慣れるのは本当に大変なことだと思います。今年は日本人選手である山口俊選手がメジャーリーグのキャンプの招待選手として参加していますが、メジャー2年目であれだけ日本で活躍した選手でもアメリカの野球のやり方や気候、環境に慣れるのは本当に大変なことなのだろうなと努力している山口選手を見て日々思います。日本では恐らく自分の納得いくまでいつでも投げられる環境の中にいたと思うので、このメジャーの球数制限の中での挑戦は本当に大変だと思います。彼の努力を裏方として見ていると、私自身も勇気付けられますし、開幕メジャーを是非勝ち取って欲しいなと思います。

 

シーズンに入っても出来るだけ生活リズムを安定していけるような努力を今年は試みていこうかと思っています。

 

 

 

アリゾナ州スコッツデールより

 

 

植松泰良

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