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バッティング練習

プロの野球ではほとんど毎試合前に行われるバッティング練習ですが、アメリカでは「BP(Batting practice)」と呼びます。日本のプロのバッティング練習は元プロのピッチャーが引退後にバッティングピッチャーとして契約している人たちが投げますが、アメリカではコーチや私の様なブルペンキャッチャーがバッティングピッチャーを務めます。打ちやすい真っ直ぐなボールを正しいフォームで打つというのがアメリカの考えですが、日本では元プロのピッチャーに投げさせ、より実戦的な練習を行うというのが目的なのではないかと思います。

 

昨日は選手たちのバッティング練習の前に私が打たせてもらいました!一年に一度あるかないかの事でしたので、短い時間でしたが最高に楽しい時間が過ごせました。と同時に、現役の時もバッティングは良くなかったので、バッティングがどれだけ難しいか思い知らされました。

 

今回投げてくれたのは毎日投げているコーチでしたが、本当に打ちやすいボールを投げてくれました。自分がバッティングピッチャーとして投げているだけでは、どんなボールが打ちやすくて、どんなボールが打ち難いかという事はある程度までしかわかりませんが、今回自分自身が打席に立って打たせてもらって、よりバッターの気持ちを理解する事が出来た様な気がします。短い時間で遊びの様な感覚で行った事でしたが、色々な事を学ぶ事が出来ました。

 

今年も11月に行われるオールネーションズのメンバーとしてプレーする予定のチャリティーマッチがより楽しみになってきました。高校の頃もっといっぱい練習してもっとプレー出来ていたらなと今になって思います。

 

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サンフランシスコより

 
 

植松泰良

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