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久しぶりの7連勝

シーズン当初からなかなか勝てない状態が続いていました。8月に入っても調子が上がらず連勝は開幕カード4戦中の最後の2連勝だけでした。前々回の遠征のヒューストンでの最後の試合で負けた後、ホームに帰ってきて、今年絶好調であるオークランドアスレチックスに3連敗し、アナハイムでの2連戦の1試合目を落として4連敗中でした。惜しい試合ばかりで、試合後半までリードしていた試合を何度も逆転負けを食らっていたところでした。しかしアナハイムでのエンジェルスとの第2戦目を勝ってからホームに帰り、連勝を繰り返して7連勝となりました。こういう連勝はプレーオフに最後に出た2016年以降あまり覚えが無いので、今年はどうしてもプレーオフにいけないかと毎日願いながら淡々とブルペンで球を受けています。

 

連勝中はもちろんチームの雰囲気は最高ですし、勝つことは本当に楽しいことだと実感することが出来ます。連勝を重ねると、なぜかどんな試合でも勝てるような雰囲気がありますし、流れというものは本当に存在するのだということを実感することが出来ます。負けている試合でも、自然とチャンスが流れ込んでくるし、不思議なことにそのチャンスを生かし勝ちに持っていってしまうというその雰囲気はここ数年感じることが出来なかった感覚です。7連勝の翌日の試合は今アメリカで起きている事件の抗議行動として両チームが試合を放棄したこともあり、流れが止まってその後は3連敗を喫してしまいました。しかし今年のチームはそこでも良い雰囲気を保ちまた3連勝中です。明日は今回のアリゾナ、コロラド遠征の最終戦を4連勝を目指して戦います。勝ってハッピーフライト✈️でサンフランシスコに帰れれば最高です。

 

今年はプレーオフに出られるチームが両リーグ8チームずつの16チームに増えます。普段は合計10チームでのプレーオフなので、両リーグ各地区から必ず2チームはプレーオフに出られるフォーマットになり、それ以外でもその次に勝率の高い2チームもワイルドカードとして出場することが出来ます。ジャイアンツのいるナショナルリーグ西地区は今ドジャースが首位、バドレスが2位に続いてジャイアンツが3位です。プレーオフに出られる可能性はまだまだあります。この調子で勝ちを重ねて今年こそはプレーオフに出てまたワールドシリーズで勝てることを願いながら頑張っていきます。

 

 

 

コロラド州デンバーより

 

 

植松泰良

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