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変わりましょうね

またまた12日間の長い遠征から帰ってきました。この遠征中はチームの中でも野球以外の奇妙なことが起きたり、マイアミでは嵐の中の4日間を過ごしました。マイアミでは、トロピカルストームという名の嵐が続き、球場への道のりは大洪水の中をバスが走って何とか球場まで行くことは出来ましたが、乗用車は走れなくなるほどの大洪水が起きていました。ドーム球場ということで無事にマイアミでの4試合を消化することができて良かったです。中止になっていたりしたら、シーズンも終わり頃や、オフの日を使ってまた一番遠いマイアミに戻って来なければいけなくなるところでした。チームの調子はまだまだ本調子とは程遠い感じですが、なんとか選手たちが頑張ってくれて粘っています。

 

ところで、前にも書きましたが、最近良くTwitterで見るのですが、日本の学生野球は時代の流れに全く沿っておらず、未だに信じられないような決まりが沢山あるようですね。そして、選手の健康を一番に考えた環境が全く整っていないことをすごく残念に思います。大学生の野球選手が練習中に意識を失ってその後に亡くなってしまったニュースを見ました。選手の健康管理、そして怪我や病気への対応、応急処置、緊急事態への対応などをしっかりと認識しているアスレチックトレーナーという人材をまず確立させなければならないと思います。監督やコーチが担当しているスポーツより大切な命と健康を守れる環境が整っていなければスポーツをすることさえ許されないのが普通だと思います。

 

目を紫外線から守るためのサングラスがまだ未だに子供達に禁止されているという記事も目を通しました。子供が何色のサングサスをかけようが、何色の道具を使おうが、そんなことはどうでも良いじゃないですか。格好ばかり気にして、一番大切なことを忘れていると思います。時代は進み、テクノロジーも発展して、アマチュアスポーツ界もしっかりとその流れに乗っていかなければなりません。

 

変わりましょう、学生野球、そして日本の全てのアマチュアスポーツ。

 

 

サンフランシスコより

 

 

植松泰良

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