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大変な一ヶ月

10月後半に無事に二人目の子供が生まれてきて安心していたのも束の間、娘が学校からもらってきた、今かなり流行っている感染症を赤ん坊に移してしまいました。まだ生まれて5、6日の時に今アメリカで流行っているRSV感染症という、子供に多くみられる風邪のような症状の病気のため、救急から入院となり、約一週間、子供病院に妻と息子が泊まっていました。さすがに母乳で育っている生まれたばかりの赤ん坊が風邪を引くわけがないと油断してしまっていたのは少なからずあったかもしれませんが、聞いたこともなかった、RSVというウイルスにやられました。赤ん坊でなければ、鼻詰まりを自分で鼻をかむことで軽減させることが出来ますが、新生児にはそれが不可能で、鼻詰まりによる酸素不足が起こるので今回入院という結果になりました。

 

アメリカに住む、二人の子供を持つ私たちにとっては、子供の入院は本当に大変なことです。病院にいる妻たちに何かを届けるにも、コロナウイルスの感染防止対策で病棟には子供が入ることが出来なですし、もしお義母さんが日本から来てくれていなかったらどうなってしまっていたのかとゾッとします。四歳の娘は母親に会いたくて仕方がないので、どうにか会わせてあげたいと思いますが不可能でした。夫婦でも時々話をしますが、両親たちと遠く離れた地で生活するということは、特に子供がいると本当に大変なのだと実感しましたし、わざわざ日本から今回の出産のために来て下さったお義母さんには本当に感謝しております。つい二日前に日本に帰国されましたが、この恩は一生忘れることはありません。お義母さん、約一ヶ月間、本当にお世話になりありがとうございました。

 

RSVが落ち着いたかと思ったら今度は娘が学校のお土産でインフルエンザをもらってきて、娘と一緒に寝ている私も人生初のインフルエンザ感染となりました。娘と仲良く二人で一週間の隔離生活を送りましたが、もうインフルエンザは懲り懲りです。来年からはしっかりと予防接種打ちます。隔離中もお世話をしてくれた妻、そしてお義母さんに感謝しています。

 

波乱万丈の一ヶ月間でした。次の一ヶ月は少し落ち着いた時間を過ごしたいです。

 

 

 

 

サンフランシスコより

 

 

植松泰良

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