子供のトレーニング法、怪我防止法

子供の頃から正しいトレーニング方法を知り、怪我をしにくいしっかりとした体を作っておくのが野球で上を目指していく上で一番大切なことかもしれません。前に「基本」が一番大事だという記事を書きましたが、持っている技術を最大限に発揮するためにはハードウェアとなる体をしっかりと子供の頃から、成長に合わせて正しい方法で作り上げていく必要があると思います。技術が上がっていってもそれを支えられる体がなければそのせっかくの技術も試合で発揮することができません。コンピューターや携帯で言えば、最新のアプリやソフトウェアを古いハードウェア（コンピュータ、携帯）に入れても、折角の最新機能は機能しにくいですし、ソフトウェアが重すぎてハードウェアが耐えきれずフリーズしてしまうかもしれません。折角の最新技術も台無しになってしまいます。もし私に子供がいて、その子供が野球をしているとすれば、基本となるトレーニングの正しいやり方を知り、怪我をしない体を作ってあげたいと願うと思います。

11月19日（日）に神奈川県相模原市のサーティーフォー相模原球場で行われる、第７回東日本大震災復興支援チャリティーマッチの試合後に恒例の野球教室に加え、今回は、メジャーリーグ、ボルチモアオリオールズでコンディショニングコーチ（トレーニングコーチ）を務める内藤氏、そしてニューヨークメッツでアスレチックトレーナーを務める川村氏に講演をして頂きます。これももちろん無料です。子供たちを支えるお父さん、お母さん、そして子供たち本人にわかりやすく、その子の年齢、体の成長に合わせた正しいトレーニング法、そして怪我防止法を世界最高峰のリーグで選手たちを指導する二人からしていただこうと思っております。専門家を対象とした講演はメジャーリーグのスタッフからも受けられる機会は多少出てきていると思いますが、トレーニングの知識が全くない方や子供にもわかりやすい講演は、この様な素晴らしいスタッフから受けられる機会は全くといって良いほどないと思います。

11月19日（日）午後２時ごろからサーティフォー相模原球場の会議室で行われます。

サンフランシスコより

植松泰良