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We are still alive!

ニューヨークでワイルドカード戦に勝ち、プレーオフ第1ラウンドのためにシカゴに移動しそこで2連敗。第1ラウンドは5戦制なので、先に3試合勝った方が次のラウンドに進めます。ホームアドバンテージを持っているカブスの本拠地で1、2戦を戦い、サンフランシスコに移動してきました。もう後がないジャイアンツは負ければ今シーズン終了となる中での昨日(10月10日)の第3戦でしたが、延長戦、試合時間5時間5分の末サヨナラ勝ちを収めました。

 

レギュラーシーズンも162試合目までプレーオフの切符を獲得するまで最後まで戦っていたジャイアンツ。2010年、12、14年とワールドシリーズで優勝しましたが、どれも簡単には勝たせてもらえませんでした。簡単な道と複雑で難しい道があるとしたら、我がジャイアンツは常に一番複雑で難しい道のりを歩いてきています。しかしどんな勝ち方をしようと最後に勝つのがチャンピオンなのだということはチームの一人一人が自覚していることです。

 

連敗してもう後が無くなった時でも、「We are still alive!」(まだ生きているんだ!)というフレーズの元チームは一丸になってまだ戦い続けています。戦争で銃で撃たれた兵士、痛みにこらえながら自分に言い聞かせます。「まだ命があるんだ。命がある限り出来る限りの生き続ける努力をし続けなければならない。」もう後がない、一度でも相手に負ければ終わってしまう状況下にあるジャイアンツですが、まだ戦い続けられるこの状況に感謝し、今日も第4戦を戦います。勝てば明日の朝シカゴに移動して木曜日の第五戦に備えます。

 
 
 

サンフランシスコより、

 
 

植松泰良

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