負けが続いている時に
オールスター休みも無事に終わり、後半戦に入りました。後半戦はロサンゼルス、アリゾナの遠征からの始まりです。ロサンゼルスでは首位を独走するドジャースに接戦だったのですが惜しくも4連敗してアリゾナに乗り込んできました。どうにか後半戦の最初の白星が欲しいところですが、残念ながらアリゾナでも2連敗中です。今日のデーゲームでどうにか勝ってサンフランシスコに帰れれば良いと思います。
連敗は辛いです。連勝している時もそうですが、流れに乗ります。勝っている時は負ける気なんて全くせず、とにかく価値の波に乗って突き進みます。負けている時は勢いのある波に飲まれてしまいます。負けが続くとどうやったら勝てるのかが見えなくなってしまうほどの波に飲み込まれます。不思議なものですが、これが野球です。常に本気で戦っている選手もコーチも皆プロ。生活をかけて必死に戦っています。毎日勝つために出来る限りの準備をして試合に臨んでいます。
今出来ることはとにかく自分の出来ることに100%を注ぎ込むこと。当たり前のことを当たり前に完璧にこなすこと。そして常に平常心で。冷静で。明けない夜はない。明るい朝は必ず来ます。その朝に向けて明るい1日が出来るだけ長く続くように我慢強く、粘り強く耐えていこうと思います。結果が全ての世界、ここにいられることにとにかく感謝です。
アリゾナ州フェニックスより
植松泰良