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コロナ禍の遠征

シーズンも無事に始まりました。そして今は今シーズン2度目の遠征に来ています。今回の遠征は、コロラド、ロサンゼルス、ヒューストンの10試合となっています。開幕はロサンゼルスでの4連戦から始まり、まずは遠征から始まるという今シーズンの始まりでした。コロナ禍でのシーズンということで、かなり厳しい決まりの中で野球、私生活を送っているわけですが、今回はコロナ禍での遠征について話したいと思います。

 

1度目のロサンゼルスの遠征では、滞在先のホテルを貸し切りでの滞在となったので、ナイトゲームの日は朝食がホテル内で準備され、個人で食事の準備された部屋にとりに行き、ホテルの中庭なり、自分の部屋に持って帰って食べるというものでした。しかし今回の遠征からは滞在先のホテルが一般客への営業もしているホテルなので、より厳重な決まりの中で過ごしています。まずは基本的に外出は避けなければならないので、毎日ホテルと球場の行き来です。ナイトゲームの日は朝食をルームサービスで頼んで、昼食からは球場でとなっています。球場でも今まではバイキング形式でしたが、ウイルスの感染を避けるために、一食ずつ小分けされた食事が用意されています。食べるのは普段のカフェテリアではなく、広く分散された様々なエリアでの食事となっています。一つのテーブルに基本的に椅子は1つしか用意されておらず、ソーシャルディスタンスをとって食事をしなければなりません。

 

普段は球場に行く前にホテル内のジムでトレーニングをしてから球場に向かっていましたが、ホテルのジムは使ってはいけない決まりになっているので、自分の部屋や、ホテルの中庭でできるトレーニングをしてから球場に行くようにしています。球場のジムも使うことも出来ますが、使わなければならないトレーニングの日以外は自室などで行うようにしています。

 

移動は飛行機、バスですが、飛行機も今年は一般機と同じ飛行機をチャーターして、基本的に1人3席使うようになっています。自分が通路側に座っていたら、前の人は窓側、後ろの人も窓側という形での配置になっており、出来る限り感染を防ごうという決まりになっています。バス移動も同じで、一席ずつ通路側と窓側を交互に座る形式になっています。飛行機の中ではフライトアテンダントは安全を守るためにいるだけで、普段ある食事、飲み物を出すことは禁止されています。軽食や飲み物はすでに袋の中に準備されて、登場する時にはすでに席に置いてあります。

 

球場ないでもロッカールームを分散させてソーシャルディスタンスを取り、室内では常にマスクを着用しなければならないという中で毎日過ごしています。球場での過ごし方はまた次回書こうと思います。

 

 

 

 

コロラド州デンバーより

 

 

植松泰良

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