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プレーヤーズウィークエンド

先週末は一昨年からメジャーリーグで始まったスペシャルイベントである、「プレーヤーズウィークエンド」でした。メジャーリーガーは今は立派な選手たちですが、メジャーに上がってプレーするまで、子供の頃から家族を始め、色々な人のサポートを受けて育ってきました。この「プレーヤーズウィークエンド」は、その時のことを思い出し、その全てに感謝の気持ちを表し、子供の頃からの一人一人の個性を前面に出そうというイベントです。過去2年のプレーヤーズウィークエンドでは、子供の頃に着ていた様なカラフルな柄の特別なユニフォームを着て、背中の名前は普段の名字と違い、ニックネームを入れ、子供の頃の気持ちに戻って感謝の気持ちを表しながら試合をするというユニークなイベントとなっていました。今年のこのイベントは昨年までのカラフルなユニフォームとは違い、試合をする1チームは真っ白なユニフォームで、対戦相手のもう1チームは真っ黒なユニフォームでした。名前は同じくニックネームを入れて試合をしました。

 

選手たちはそれぞれのメーカーのスパイクを選手それぞれのデザインを入れ、個性あふれるスパイクをプレーヤーズウィークエンドの週末の試合だけ着用を許可され着用して試合をしていました。選手が子供の頃好きだったアニメのキャラクター入りのデザインだったり、自分の子供の好きなアニメのデザインにしている選手も沢山いました。今年の真っ白と真っ黒のユニフォームは、過去2年よりもっとスパイクのデザインの個性を出すためにデザインされたのではないかと思います。

 

ユニフォームの背中に入れるニックネームは、私は今回は「Hannah’s Dad(ハナのお父さん)」にしました。子供が生まれて初めてのプレーヤーズウィークエンドのイベントだったので、どうしても自分は娘の親になったんだという感謝の気持ちを込めてそのニックネームにしました。娘が大きくなって今回着用したユニフォームを見て、その意味を理解してくれることを今から楽しみにしています。

 

メジャーリーグのファンの人からの評判は悪かった今回の真っ白と真っ黒のユニフォームでしたが、私はすごく気に入って着ることが出来ましたし、子供の頃の気持ちを思い出しながら仕事ができたと思います。選手の個性的なスパイクや、ニックネームの入っているユニフォームを着て試合をしているのを見て、少しでも子供たちに、選手たちも子供たちと同じ気持ちも今だに持って野球というスポーツをしているのだということが伝わってくれたら良いなと思います。

 

 

 

サンフランシスコより

 

 

植松泰良

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