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移動の大変さ

今シーズン初めての3都市続けての遠征の真っ只中でジョージア州アトランタにいます。メジャーリーグの遠征はアメリカ大陸の西から東までの都市を渡るので、時差は最大で3時間、そして気候の変化にも対応しなければなりません。たった3時間の時差ですが、次の都市に深夜に到着して次の日がデーゲームの時は本当に大変です。増して選手たちにとって、この時期の最高気温が20度以下のサンフランシスコに本拠地を置いているジャイアンツにはアトランタの30度のジメジメとした気候に対応するのは本当に大変です。

 

一昨日のコロラドでの14時プレーボールのデーゲームを終え、チャーター機に乗り込んだのは19時頃。飛行時間は約3時間で、コロラドとの時差は2時間(サンフランシスコとは3時間)で、アトランタのホテルに着いたのは現地時間の0時半。昨日はメモリアルデーの祝日だったので13時からのデーゲームが組まれており、選手、スタッフは少ない睡眠時間で試合に臨まなければいけない状況でした。

 

時差だけなら未だしも、気温が10度以上高い、湿気の多い気候にすぐに対応できるわけはありませんので、選手たちはいつも以上に体力を奪われます。特に先発ピッチャーはいつもと湿気が全く違うところでボールを握る感覚も変わってくるので本当に大変だと思います。

 

しかし選手たちは言い訳を一言も言うことなく勝つために一生懸命戦っています。この過酷な状況の中でメジャーリーグで生き残っていける選手たちは本当に素晴らしいと思います。

 

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ジョージア州アトランタより

 
 

植松泰良

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